俺は作者の北欧神話、ヴァイキングを題材にした作品はこの『ニーベルングの指環』以外に読んでいるけど、北欧神話やヴァイキングに興味がある俺には、この『ニーベルングの指環』は読んでいて「こりゃあ面白れぇや」と思ったね。物語の中には人間だの神々が登場するんだけど、考えていることが人間も神々も対して変わらねぇなぁ、と思ったよ。特に神々の方は人間から崇められる存在なんだけど、その領域内での神々って意外と腹黒かったりする訳なんだよ。それと、冒頭の話を読んでいて思ったのは、男性が異性から好かれるか否かの理由は今も昔もそんなに変わらないんだなぁ、と。にしても作者は北欧神話を題材した作品を描いているけど、北欧神話が好きなのかな?