中世リヒテンシュタインが舞台の、魔女裁判に関するお話。原作はマリアンヌ・マイドルフの『魔女グレートリ アルプスの悲しい少女』ですが、曽祢さんアレンジも含みます。当方ほぼコンプするぐらい曽祢さんのファンですが、本作だけはド○恋&●ネタと事前に知ってたので、どうしても手を出す気になれませんでした。でもポイント5%還元キャンペーンでもうダメだった。陥落。もう涙で画面が見えません。後世に残すべき名作です。多くの方に読んでいただきたいです。同時収録の短編2つも非常に良かった!作画は、時々顔パーツのバランスが崩れてしまいますが基本的に美しいです。実際の発行は1978年ですが、電子配信開始が2023年なので当分の間無料にはならないと思います。本件に限ったことではありませんが、作家さんも配信会社の社員さんたちもボランティアでやってくれてるわけじゃありません。無料(≒チケット)にしろという人が増えると作家が食べていけなくなり、そういう人がさらに増えるとコンテンツすら無くなっていきます。本当にそんな日本にしたいんですか?世界に誇れる日本の漫画文化を廃れさせたいんですか?違いますよね?読みたい人は買いましょう。買うお金がないのなら働きましょう。働くのはイヤなんだよなぁ、という人はその作品をそこまで読みたいわけではないということです。「無料で読ませて」と言うのはレストランに行ってメニューを指さし、「これを無料で食べさせてください」と言うのと同じです。