『創業社長』は、スキマで読む前に別のサイトで読んだが、俺個人の感想としては中々面白い作品だと思う。内容は戦地から戻って来た男が戦争孤児の兄妹と共に(小さな)店を開いて、やがてその店をスーパーマーケットにまで至らせる物語。『創業社長』はビジネス漫画だね。単なるビジネス漫画という訳でなく、一つの店を経営していくことがどんなに大変か、または手前の店が儲ければ儲けるほどライバル企業に嫉妬されて、その嫉妬から(何かしらの)嫌がらせを受けることさえある、ということも教えられる。ただ、俺個人この漫画から最も学んだことは「人は物事が順調に捗っている時こそ気を付けないといけない」ということだね。というのも大手のスーパーマーケットの大社長となった男は物語の最終あたりでワンマンとなり、周囲のことを考えられなくなったからだ。まぁ驕りに陥ってしまったからなんだけど、人は誰しも驕りが生じることがあるから俺があまり強く言えることじゃあないんだけどね…(笑)。