スキマ スキマ - 無料漫画を読んでポイ活!現金・電子マネーに交換も!
総合
少年
少女
青年
女性

木*****さんのレビュー

木曜日のリカ
これ、テレビタレントである必要ないですよね? 最初だけテレビ関係で、あとは血みどろの戦いの日々。視聴者やファンはリカさんどうしたんだろうと不安になるだけでは。あと、リカの目ですが、こんなに目を見開いている人間がいるのも驚き……少女マンガなら許される眼球の大きさですが劇画調作品では異彩を放ちすぎでしょう。そして気になるのがノーベル殺人賞。本物の財団が決めて与えているのではなさそう。作中では別物の財団が存在して殺人賞を決めているんですよね。いいのか、それで……ま、フィクションに突っ込むのもヤボですが、リカ頑張れで星4つでございます。
2022年4月18日
絶対デビュー! 昭和漫画家志望物語
不思議な絵柄ですね……ふた昔前の雑誌広告・通販サイトの漫画のような、進学塾・ゼミナールの広告漫画のような。 どこか懐かしく、それでいて新しい。これはあえて昭和っぽさを表現しているのでしょうね。この時代はまだ出版業界、日本経済に熱意と勢いがあってただひたすらにエネルギッシュでした。主人公の漫画にかける情熱は、今の日本人が無くしてしまった何かを思い出させてくれる。そんな気がしてならないのです。それにしても足を引っ張る連中のなんと醜悪なことか……。ま、こうして切磋琢磨し、みんな前進していくのですね。この作者さん、現在の作品はデジタルで描いているのでしょうか、それとも手描きにこだわるタイプでしょうか、そこも気になります。
2021年8月23日
彼女のいる彼氏(完全版) 矢島光・著作集
これはコマ割りや構成を含め、マンガとしての体を成していないのでは? と以前書いた。そのあともう少し読み進めていったら、11話以降物語が動いてだんだん面白くなってきたかな。ただ、相変わらずこの会社が何をやっているのかわかりにくい。読者に上手く説明できず、興味を惹いてもらえるような描写もできず、完成したものが何なのか描けないのならば、この職種を題材にする必要はないでしょう。あと、男子の表情がみんなスカしているというか、恍惚状態というか、エクスタシー感を全面に出しているのは何故でしょうね。これが作者の思い描く理想の男子の顔なのかと。いったいどんな作者なんだ、と検索したら、ありゃ、こんな美人だったんだ、OK!(いいのかそれで) まあ、読み続けていくと作品も作者も好きになりそう、そんな感じです。まだ全部読んでないけれど……(読めよ)
2021年8月23日
石井さだよしゴルフ漫画シリーズ 素振りの徳造
この作品で、不正がバレて徳造さんに指摘された人は決まって、「ウラーーーっ!」「オラーーーっ!」と叫びますが、実際にはそんな叫ぶ奴はいませんよね。オラーーーならまだしも、ウラーーーって、アパッチの雄叫びじゃないんだから……。それにしても受講生が素振り300回やっている最中、徳造さんはずっと竹刀を叩きつけてますが、そっちの方がよほど疲れるんじゃないかと。これは多分、「竹刀バシバシの方がよほど疲れるんじゃ。80歳のわしがこれだけやっとるんじゃ、おぬしらも気合入れて素振りせんかーー!」とゲキを入れているのですね。とりあえず30回を10セットじゃダメですか? バカもーん!って怒鳴られるでしょうね……
2021年8月18日
いつかティファニーで朝食を
読み始めてしばらくの間、マチヒロキだと思ってました、作者名。ヒロキ? 弘樹、浩紀、裕喜? で、どんな青年かと思い検索してみたら可愛らしい女性漫画家さんで、あー、そうだな、男性にはこんな絵と話は描けないなあと思った次第。それにしても都会は朝から開いている店があって、田舎暮らし所帯なしの人間には別世界の出来事に見えるでしょうね。もう作品タイトルからして「ティファニー」ですよ。セレブ感とハイソ感のマリアージュですっかりトリコになってしまいました。朝食をわざわざ外へ食べにいく、といったライフスタイルを知ることができ、これもまたひとつの発見でした。さて、これからティファニってきますか。しかしですよ、巻末になるとバァーンと書かれている、『この作品は20××年◯月新潮社から刊行された。電子書籍化に際し、仕様上の都合により適宜編集を加えた』という文章が威圧感あって怖いのは自分だけでしょうか……?物語に浸っていた読者に警告を与え現実に引き戻すかのような……
2021年8月14日
みんなのバス
読後感が非常に爽やか。一服の清涼感と共にボンネットバスが心の中を駆け抜けていくかのようです。特にひねったオチもないのにまた読みたくなる作品で、最高傑作ではないけれど、最上の佳作。こんなガイドさんに出会えたら観光地の景色なんか頭に入らないでしょう。それに引野氏の絵柄が好みです。明奈ちゃんの魅力を充分に引き出せる描き方はこの先生しかできないでしょうね。で、この作品はバスガイド版ビッグウイングでしょうか。これも夢中になって読みましたね。(このスキマさんに無いのが残念ですが)閑話休題、このみんなのバスで一番のお気に入りは14話。水着姿も撮らせてくれるガイドさんなんて他にはいないでしょう。街中であのタイプのバスを見かけたら、(まず見かけないだろうけど)明奈ちゃんを探してしまいそうだ……。
2021年8月13日
ミスター味っ子
懐かしい!30数年前の作品ですが毎回楽しみに読ませてもらってます。なにより物語のテンポがいい。勝負、勝負の日々だけどアイディアと閃き重視でサクサク進み、余韻に浸る間も無く次の話へと行く手法はブラボーの一言ですね。それに、料理の絵よりも脇役の女の子が可愛くてこちらも楽しみですね。主人公やライバルのそばにいてサポートする役目の子。とくに九州編の桃子ちゃん、出張料理編の晴美さん。目がくりんとして80年代に流行った絵柄。ひたむきで健気で一生懸命な姿は寺沢氏の好みを反映しているのでしょうか。賛否両論あるかと思いますが自分はこの絵柄が好みですね。いつか寺沢氏には80年代テイストの学園ラブコメ&料理漫画を描いてほしいなと。需要があるかどうかわかりませんが、自分は買います、読みますよ。しかし……いつも試食ばかりしている法子さんは普段の食事を作らなくてもいいのでは。お腹いっぱいでしょ。大きなお世話でしょうけど。
2021年8月6日
川島れいこ傑作選
追加でさらに感想を加えました。 どの話も安定していて、どこから読んでも内容がすっと入ってくるのはこの作者の腕の良さでしょうかね。物語のだいたいのパターンは決まっていて、節約上手は最後に勝つ、パソコンとインターネットは使い方を誤らなければ万能かつ魔法の道具、旦那(夫)はマザコン、ママ友は裏切る、舅はお先にぽっくり、介護は嫁の役目、そしてラストの一ページで主人公が話を無理矢理まとめ上げる……と、わかっていてもついつい次の話を読んでしまうのは、作者の術中にハマっているからでしょうね。よく描かれる嫁と姑の問題は日本の社会と家庭の縮図を表しており、その内面に鋭くペンを入れる作者の姿勢にはただ感心するのみです。現代日本人必読の漫画といってもいいでしょう。それにしても、他の作者の[主婦トラブルもの]も読みましたが、川島先生の絵柄が一番馴染みやすく、古びない永遠のザ・スタンダードといっても過言ではないですね。まるで藤子F先生のようでもあると。発表から40〜50年経ったとしても古臭いと感じずに読み進めることができるという意味で。(絵柄や内容が藤子先生に似ているということではありません)
2021年7月24日
ムショ医
医者というわりには、この主人公、あまり医療行為をしていないような……トラブルに巻き込まれるケースは多数あり、治療まで手が回らなかったのか? この閉ざされた状況ならではの病気というものがあり、それに専門的知識をもって立ち向かう描写があればよかったのに。あと、各受刑者のエピソードが一話完結ではなくページを割きすぎかと。でもこの作者が描く女性はみんな一生懸命でひたむき、真湖のワインも読んだけどこちらも好みで共に応援していきたくなる存在ですね。
2021年7月4日
重役秘書リナ【完全版】
いやはや、ためになるお話です。すごい銀行ですね。和食堂があり、洋食堂もあり、喫茶室まであるなんて。描写されてないけど、たぶん大浴場やランドリー、コンビニに医務室まで備わっているに違いない。メガバンクというのはどこもこんな設備なんでしょうか。ジャパンマネーが強かった時代の面影が見え隠れして古き良き世界観が懐かしくもあり新鮮でもありますね。 ラストの数話は展開が少し駆け足だったような。鳴海頭取に付いたリナの苦労話をもう少し見たかったなあ、と。 それにしても、あの真珠屋の息子は許せない存在ですね。愛を打算で切り売りするような人間に幸せが訪れていいはずがない!と声を大にして言いたい。もうあの店で真珠を買うのはやめようと思いましたね、はい。 そして気になる点がひとつ。この漫画、人物の表情と身体が分離しているというか、浮いているように見えるのは自分だけでしょうか。リナや小夜子、川村氏はいいとして、脇役の表情が馴染んでいないように感じて仕方ないですね。金融業界に長くいると、人の表情と内面、そして身体は別物になっていくことを表しているのかもしれません。
2021年4月14日
ザ・シェフ
この漫画、どのエピソードでも最初の数コマは風景描写だけで余計な説明や解説が一切ないところが徹底していますね。それにしても、味沢の料理ひとつで依頼人の抱える問題がいっぺんに解決しすぎではないかと。一話完結だから引きずりすぎても困るけれど。 あと、登場人物の顔のパターンが似通っているので(とくに若い女性の顔)、過去のキャラが再登場してきたときは、いつ何処で出てきた人だっけ? と読み手が戸惑ってしまうのが惜しい。 そして味沢はシェフというよりは探偵、エスパーといった方がいいかも知れない。なぜなら依頼人たちの事情をいつの間にか調査しており、料理で一気に問題を片付ける快刀乱麻っぷりは計り知れないものがあるから。 しかし……味沢は税金を納めているのだろうか。そこだけが気になる点ですね。
2020年5月4日
プロゴルファー
ページをめくる手が止まらない。この作品に巡り会えたことにただ感謝。この『プロゴルファー』、ゴルフ漫画ではありますが根底に流れ礎になっているのは家族の絆とヒューマンドラマです。父親の過去と日本オープンの因縁エピソードは涙なくしては読めません。 それに大抵のスポーツ漫画では破天荒な主人公ばかりが目につきますが、青江は気持ちいいほどの良識人で、妻ともども応援したくなります。こんなゴルファーになりたい、こんな奥さんがほしいと思った読者も多いのでは? 内容はと言えばスイング論、技術論、ゴルフうんちくなどは少なめで、前述したようにヒューマンドラマに重きを置いているため、そんなにゴルフを知らなくても読める作品ですね。 そして登場人物の口ぐせは「たわけ」で決まりでしょう。実際にはまず言わないセリフですが。あと有本社長、岳父、田代陽子がトーナメントを「能舞台を見ているよう」と表現していたが三人が三人ともこういう感想を漏らすのは何かの因縁でしょうか……。
2019年7月14日
木々野さん家の夕食【分冊版】
これってサザエさんモチーフでしょうか?主人公サザエ、父親波平、旦那はマスオさんに見えて仕方ない… けれど絵柄は親しみやすいし、奇をてらわず、素材自慢、腕自慢にならないアットホーム料理漫画としては好きな部類です。旦那のお店開店後の話をもう少し掘り下げて続けてほしかったな。最後は蘭子も料理が上達してお店の売り上げに貢献する内容にして、あと60〜80話くらいあっても良かったかなと。
2019年7月7日
新Good Job~グッジョブ
この作品は男性陣の仕事っぷりがあまり描かれていないため、何もしていない、あるいは何をしているのかわからない状態ですね。理不尽なこと、やりづらいこともあるでしょうがその中で上ちゃんたちはよくやっているなあ、と感心するばかり。でも実際に上ちゃんがいたらちょっと嫌かも……。あと、他の人も書かれていましたが、キャラの区別がつきにくい。南、二岡、村田、直ちゃんの主要キャラはわかりますが、別部署の人、後輩、友達が出てくると「誰だっけ?」状態になってしまうのは自分が女性向け漫画を読み慣れていないせいでしょうか。 そんな自分のお気に入りキャラは、1.篠原、2.桑田、3.小久保さんですね。 それはさておき、このGoodJob、男女問わずいろんな人にお薦めしたい良作です。
2019年7月7日
レビューフィルタ