個人的な感想として、この『セレストの双壁』は物語がブラックユーモアだな、と思った。と言っても某セールスマンみたいなコテコテのブラックユーモアでないし、また海外の『シンプソンズ』や『ファミリーガイ』みたいなえげつないブラックユーモアでないけどね。まぁ“マイルドなブラックユーモア”ってところかな。しかし、物語に登場するキャラの一人、ピーコックの扱いが不憫過ぎる。まぁ物語のメインヒロイン二人は根っから悪い奴じゃあないんだけど、ピーコックに対する扱いが…。物語を読んでいて「いや、それダメだろ」だとか、「何だよ、こいつら。クズじゃねぇか!」と色々突っ込んでしまったよ(笑)。