スキマ

『セレストの双璧』のレビュー

少し前にたくさんあったRPG風ファンタジーの一翼。大食漢の女魔術師と男好きの女剣士の性格相性は最悪、戦闘の相性最高!というバディものは当時も珍しかったかもしれない。コバルト小説とかにはありそう。ノリが軽めなので楽に読めます。
2024年2月13日
個人的な感想として、この『セレストの双壁』は物語がブラックユーモアだな、と思った。と言っても某セールスマンみたいなコテコテのブラックユーモアでないし、また海外の『シンプソンズ』や『ファミリーガイ』みたいなえげつないブラックユーモアでないけどね。まぁ“マイルドなブラックユーモア”ってところかな。しかし、物語に登場するキャラの一人、ピーコックの扱いが不憫過ぎる。まぁ物語のメインヒロイン二人は根っから悪い奴じゃあないんだけど、ピーコックに対する扱いが…。物語を読んでいて「いや、それダメだろ」だとか、「何だよ、こいつら。クズじゃねぇか!」と色々突っ込んでしまったよ(笑)。
2021年8月11日
レビューフィルタ