全ての人々にこのドラマをお勧めしたい。しかし、残念なことに日本と言う国は障害を持つ人達には、意外に無関心ではある。養護学校、聾学校などがあるが、近年、様々な障害を持つ子供達が増えていると言われている。
自分の周りに強度難聴の人物がいる。補聴器を使っているが、上手く合っていないのか認識が鈍い。補聴器は調整が難しい。人それぞれに音の拾える範囲が低音から高音まで違うからだ。自分も右鼓膜が無いので聞こえないのだが、左側だけは一通り聞こえるので助かってはいるが小さい音は聞こえない。
このドラマでは、障害を持つ【親】の部分は余り出てこないが、精神的肉体的な苦労と言うのは理解されないだろう。親からすれば如何に子供を自立出来るようにするか気が気ではあるまい。親は老人へと、子は大人へと年輪を重ねる。
親も子も生きる為に手探りなのだろう。