東宝で３作も映画化(1972～)されたが、表現上の過激さから日本国内では一度もソフト化されていない伝説の東宝ピンキーバイオレンス作品「混血児リカ」の原作漫画。 作者は刺青の世界では革命児として知られる凡天太郎（初代・梵天太郎）。 戦争を背景に産まれたハーフの少女リカが、裏社会にはびこる悪党どもを相手に繰り広げるバイオレンス絵巻。 第1巻はリカ出生の秘密と、不良少女グループとの抗争！ 裏社会に精通した凡天太郎だからこそ描けた70年代の不良少女のリアリズム！！ 凡天太郎事務所の保管する貴重な「切り抜き」を使用し、日本漫画史に残る歴史的遺産として初単行本化。 集英社「週刊明星」昭和44年9月～昭和48年11月連載作品。