依頼を受けて悪霊退治をする、どくどく姫。話は大きく分けて二部構成になっています。プロローグは悪霊は関係なしで、ボッタクリバーのチンピラ三人をただ懲らしめるという軽い自己紹介。◆一話目は、先祖の悪行の呪いで、顔が腐ってしまう少女の話。悪霊と対決するのですが、どくどく姫の攻撃力は凄まじく、生首を振り回し床に叩きつける。あまりの攻撃に悪霊が自ら取り憑いていた少女に助けを求めるところは笑えます。◆二話目は奇怪な魚(魔胎魚)の呪いで全身コブだらけになる生物部の皆さんの話。◆共通してるのは、軒先に鶏の頭と首を吊るすと、どくどく姫はやって来る。そして、鶏の頭と首、一升の牛の血、どんぶり一杯のミミズでおもてなし。用意が大変そう。◆ミミズをズルズル啜るシーンや、どくどく姫のキャラデザインは日野マンガらしくて好きですが、全体的に話がちょっと長いので☆は3つ。