試読可能な1巻のみ読了。地雷系や量産型の定義こそよく分からないけれど、作品そのものには曰く言い難い面白さが感じられた。惚れっぽ過ぎる主人公の性格は確かに問題。だけど、どれだけ努力しアピールしても相手を振り向かせる事ができない…そんな心の空洞がもし有れば、それを埋めたくなる気持ちは誰でも分かるだろう。また現代に生きる"忍者"たちのバトルにもよく練られた面白味があった。そうした細かな部分こそ説得力を感じられる不思議なバランスが、この作品を魅力有るものとしている理由のような気がする。(全巻読めば★4以上にあがりそうな気配はあるけれど様子を見てまずは★3から)