映画部シリーズ(「黄昏アウトフォーカス」無印・overlap・long take、「残像スローモーション」「宵々モノローグ」)は全部私的神作のじゃのめさんですが、本作は表紙の受けが小柄に見えたのでシュミじゃないと思い、手を出していませんでした。でも著作の中で2番目に人気(ちる点1300越え)なので気になって開いてみると、なぁんだ普通体型の大人じゃん、と3ページ目でアッサリ解決(受けの顔が表紙と中で違いすぎる!w)。読んでみました。DK同士から社会人になっていくセフレものBL。攻めが色気があってカッコいい。「お伽噺」「泡」というキーワードからも分かるように、人魚姫は誰なのか?あの重要シーンの髪型で先が簡単に読めちゃったのは残念。でも身代わりの話はYouTuber懲役○郎さんで聞いてたので、リアリティありました。でも映画部シリーズでは全く気にならなかったけど、今回は2人の髪型がボリュームありすぎてあまり好きじゃないなぁ。濡れた時ぐらいなら良かった。てかせめてもうあとほんの少~しだけ攻めの前髪が短ければいいのに!と何度思ったことか。朱巳のおじさんの方が好き!ちゃんと会釈もできる礼儀正しいイケオジー!彼が若い頃を含めた!スピンオフを!ください!本作は映画部シリーズと比べるとそこまでのビッグウェーブはなかったものの、これはこれでという感じ。じゃのめさんは相変わらず作画アングルのバリエが多く、えrシーンは修正が要らない描き方でえrい!オススメです。ちなみにアンデルセンが実は同性愛者、もしくは両性愛者(バイセクシャル)だったというのは一般的にはあまり知られていません(諸説あるため)。パトロンの貴族、エドヴァルド・コリンへの失恋が元となったのが「人魚姫」だそうです。