日高さん著作は全部読んでますが、その中でも本作と「憂鬱な朝」は、完全に異性愛者であるドイツ人の夫ですらハマったという、私の中では伝説級の神作です。それぐらいストーリーが自然でリアル(でもセカンドハウスはリアリティなさスギィ!wって吹いてた)。これの最終巻(5巻345ページ)が1155円という高額にもかかわらず著作の中で一番人気、ってのが全てを物語ってる気がしますね。内容は「37歳 広告代理店リーマンx19歳 コミュ障ちょい入った美大生」、なんと18歳差なので、若者(受け)の未来を壊したくないという葛藤もありつつ、仕事に対するかつての情熱をなくしてしまい、他人にも興味が持てない攻めが、生い立ちが原因で美術以外に興味を示さなくなってしまった受けと出会い、お互いが惹かれ合ううちに自分自身もだんだんと変わっていくさまがとても丁寧に描かれています。ウザキャラも、スピンオフになりそうな不自然なキャラも出てこない。それに友情って、人とのふれあいっていいよなぁって思える、なんか読後にふと友人たちにメールしたくなる、そんな物語。しかもBLCDはなんと森川さん攻めです・・・最の高なんです。「蓉一」って言うだけでまぁ~そのエrいことえrいこと!実写映画は天野浩成さん(雛形あきこさんの旦那さん)x渡邉剣さんで、演技力は・・・でしたがビジュは違和感ゼロ、キスシーンでは萌え滾りました。主要キャラが全員特撮ヒーロー出身で、当て馬もどちゃくそイケメンで大好きな俳優さんです。常に1巻が44ページも(つまり丸々1話)試し読みがあるんでぜひ。3巻では26歳の絶イケ桜井さんが拝めます!かっけぇ・・・。そして5巻まで読まれた方、#6の「番外編収録集」も必見ですよ!そっちにもレビュー書いてます