語源は子消し…なんてガセネタ。それが大真面目に信じられてしまうぐらいだから、今の日本人は、日本から心遠くなっているのかもしれない。それでも「コケシ(小芥子)」は、いつでも子供たちのお友達。それに大人の鑑賞に堪えるほど鮮やかな民芸品に変わりない。二代目[鉄子の旅]でも知られる ほあしかのこさんの、これはコケシ愛あふれる紹介本。コケシたちがラインダンスを踊ったり、モガな恰好でたたずんだりと。伝統の面も踏まえながら、その楽しみ方についてもプレゼンスするような可愛い一冊に仕上がっている。(その発想は無かった!がけっこう有ったので★1つ追加)