この先生の作品好き。表題のモノクロ云々。これさ構図がうまいよね。納屋の中をやや斜めに描いたり、男の子の向こうの女の子とかの構図。味があります。入道雲。自筆ならすごいな。コンピューターなら簡単ね。
最終頁。ちなみに実像なら手前のひまわりと遠方の雲と二つにピントは合わないのよ。それはすごくロングに撮っても無理なのね。ここらあたりが漫画や絵画の醍醐味だと思うのです。
おじいちゃんの言葉。後悔ばかり……。それは私もそうです。そこで彼女は泣いた。私も少し泣きました。のちに作者のコメントがありましたが、それもなかなかです。もっと私の心に傷を入れてください。大賞をおとりになった。納得です。秀作でした。