読む前は、ブラックジョーク的なギャグ寄りの漫画なのかなー、と思っていたのですが、案外シリアスな展開で見事に裏切られました。それと上有さんが忠実の人物に微妙に似ていておもしろかったですw 某地下鉄事件は、私が産まれるちょうど6年前に起こった事件で、お恥ずかしながら私も最近になってその出来事を知りました。この凄惨な事件に関する書籍と資料を見て回っていた所、この漫画の存在を知り、平成の大事件を振り返ると共に「BL文化」と「ナマモノ」という一つのジャンルの歴史を感じさせるとてもいい漫画でした。とても大満足です!