かもめさんの「チキンハートセレナーデ」が私的神作(ちる点約1900、2019ディープ部門2位受賞)で、これも全2巻の合計が約1000点(現在、どちらもさらに点数が上がってる!)なので、ずーっと気になってました。いやぁ〜もんんんのすごい良かった!なんで今まで読んでなかったんだろう?こんなに良かったのか!とかなり衝撃を受けています。感動しました。以下所感/注意点:①CP2人とも性格上、魅力的でない部分があって(攻め:要らないものばかり大量にプレゼントして見返りを求める、受け:正直に気持ちを言わないし、相当めんどくさいし、フツーにウソつき)、それがだんだん成長してちょっとずつ変わっていくんです。でも変わらない部分もあって、それらの描き方、魅せ方がすごい。多くは文字で語られなくても、自分に対する劣等感、相手を思いやる気持ち、愛しいと思う気持ち etc. 2人の心情が手に取るようにわかります。もー良い。やっぱかもめさんすごいです。他の作家さんとは一線を画す "なにか" をお持ちの方。しかもユーモアもある。素晴らしい作家さんです。②「チキン~」より3年も前なので、1巻の画力は・・・2巻でちょっとチキン~に近づくのでだいぶ読みやすくはなりますが、1巻はパースとかデッサンとかバランスとかが時々おかしいです(私はギリ許容範囲内でした)。でも片山さんの色気はダダ漏れで美しい!そして他要素が1巻の画力を補って相当余りあるのでなんの問題もありません。以上、とにかく試し読みだけでもしてみてください。めっっっちゃくちゃオススメです。そして「チキンハートセレナーデ」もぜひ!