僕はこれ、リアルタイムで読んだ所は、最終盤の霊界での戦いの部分だけだったんですよ。だからこの漫画は、こういうファンタジーバトル物だと思っていたのですが・・・ここで最初から最後まで読んでその認識が間違いだと思い知らされました。ル子に告白できないまま死んだ公平・・・そして公平が死んだ後、その思いに気づいて公平への愛に目覚めたル子・・・片方が幽霊で片方が人間と言う異色すぎるラブストーリーは、異色すぎる故に惹かれる物がありましたね・・・幽霊と人間と言う違いの為に、何度も擦れ違いながらも、それを乗り越え愛を成就させる・・・この過程も色々とあって、面白かったです。しかし2人が現世で結ばれた後にあの霊界へのバトルに繋がっていくので、その展開の急さには少しドン引きしました。ここら辺はなんとかして欲しかったですね・・・