昭和40年代、ニッポンが高度経済成長でどんどん豊かになっていった時代。それは、ケイタイもパソコンもATMもない時代、営業サラリーマンはこんなにがむしゃらだった!ただ一名、新入社員ハマちゃんを除いて……
『釣りバカ日誌』のハマちゃんといえば、仕事も出世も二の次で、釣りと愛妻みち子さんに首ったけのイメージが強いと思います。しかしハマちゃんの新入社員時代は、まだ釣りに興味を示さず、将来の伴侶・みち子さんとは出会っているもののまだ恋に発展する気配すらない時代だったのです。
上司の佐々木係長に怒鳴られ、よく顔を合わせるが誰だか分からない老人(実は社長のスーさん)とのニアミス交流をしつつ、どのように釣りに、恋に目覚めるのでしょうか? そしてどんな永遠の平サラリーマンに成長するのでしょうか!?