叛逆ズべ公アクションのキャプションがこれほどぴったりな作品もない。
ヤクザとアバズレが怪しい製薬会社が牛耳る売春島で大暴れする、このあらすじだけでわくわくする。
のっけからエログロ全開、ギャグと紙一重の凄惨な拷問シーンも多々あるので確実に読む人を選ぶし好き嫌いは分かれる。特に女性が可哀想な目にあうのがいやな人にはお薦めしない。特殊性癖の引き出しも多すぎる。ラバースーツ窒息プレイとか誰得。
暗器をはじめとするギミックを用いたスタイリッシュなアクションもキレッキレ。それに加え、メインを張る女性陣も個性が強烈。
難聴の韓国人ソリ、天涯孤独の忍、美しき殺し屋睫毛、最愛の娘の奪還と故郷を滅ぼされた復讐に燃えるトレーネと国際色も豊かなヤバい女ぞろい。
虚渕玄作品やブラックラグーンに登場する、アンダーグラウンドで生きる女性キャラ好きなら絶対ハマる。