これすごいですね…どんどん引き込まれて、読む手が止まらないです。「歌うたいあるある」がいーーーっぱい出てくるから私にもブッ刺さる。歌を生業にしている人、歌が好きな人、歌い手を目指している人には特に読んでみてほしいです。キャラの性格が…となるかもしれませんが、私はあの境遇なら仕方ないと思いましたし(それを踏まえてもヤな奴には変わりありませんが)、二人ともすごく努力をしているので胸を打たれました。「有閑俱楽部」を連載リアタイで楽しんだ世代なので、本作も超有名ですしタイトルはさすがに知ってましたが、12巻もあるのでずっと手を出せずにいました。でも12日間ものあいだ、3巻も無料なら読まない手はないです。約20年前の作品なのに、今見ても全く色あせないのホントすごい。絵柄は残念ながら、これは本当に大御所作家さんあるあるなんですが(見え方が本当に年々変わっていくそうです。もちろん個人差あり)両目の焦点が全く合っていなかったり、パースが残念なコマがたくさんありましたが(多くは斜め顔と正面顔で、特に正面顔の向かって右上がぐいーんと横伸びしています。眺めてると酔いそう。つまりスマホを横にして左下から見たら正しく見えます)、そこに目をつぶるなら基本的に有閑俱楽部で慣れ親しんだ、キレイな作画です。ラストは賛否ありますが、私は素晴らしいと思いました。本当にすごいとしか言いようがないです。後世に伝えていくべき名作。(レビュワーさん、教えてくださってありがとうございました)でも副社長室に日本刀が2本あるのはおかしいと思うw