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『GO HOME ゴー・ホーム』のレビュー

我が家という誰にも当てはまる拠り所もしくは忌むべき所、密室に似た環境からと様々なアプローチで描かれた単話集。直接的な怖さはないけど色々考えさせられる話も多く、単なるホラーではない。5話の名代旧家の話と6話の引きこもりの話が怖かった。
2023年4月30日
この非常識な俺が4話から無理とは... 何か胸に来てしまった ( ;∀;)
2021年6月25日
怖い!おぞましい!面白い!!日野先生ワールド。好きです。
2020年5月18日
1999~2001年に連載されたシリーズものの短編集。タイトルの通りすべて家がテーマになっています。◆ 時代も新しい作品なのでインターネットも出てくるし、引きこもり、 児童虐待、育児放棄といった現代の 社会問題も描かれています。◆淡白な回も多いのですが、お気に入りは、一家離散した少女が、昔住んでいた家を訪ね、家族の霊と出会い幸せだった頃の体験をする #4「幽霊屋敷」です。
2020年5月17日
短編として一話一話面白く、考えさせられる話もあり。
2020年4月5日
残酷なシーンも多いけど、もしかして身近にあるかもと考えさせられる話ばかりでした。
2020年2月21日
ある意味恐い。。。ありえないけど恐い。。。
2018年2月11日
本編は(一応)ホラー作品であるが、作者らしいホラー作品とは言い難い。しかし、本編は別の意味の怖さがある。 本編はごく普通の家庭が抱く問題をホラーにした物語であり、家族の間に存在するいびつな面を題にしたホラー作品は、血がドバドバと出るスプラッターや、異形の者が大暴れするホラーとは違う怖さがある。 いや、本編は異形の者のホラーだ。 何が異形なのかというと本編に登場する者の多くはいびつな心を持っており、たとえ外見が異形でなくてもいびつな心をもっていれば異形の者だ。 思えば日野氏の作品には(はたから見れば)ごく普通の家庭が(その一方で)抱えるいびつな面を題にした話(または物語が)がいくつかある。 例えば『毒虫小僧』が、その良い例だろう。 『毒虫小僧』は(恐らく)日野氏がカフカの『変身』から影響を受けて描いた作品(だと思うが)、『毒虫小僧』の主人公は家族から邪険な扱いを受けている。 家族の中で能力的に劣る子がいて、それだけの理由でその子を邪険に扱うことは立派な虐待であり、それこそ家族の中に生じたいびつなところなのである。 何の作品に収録されていたか、は忘れてしまったが、とあるシングルマザーが恋人が出来たことで実の子を疎ましく思った末に(実の子を)殺してしまう話があった。 実は日野氏が描くホラー作品には本編に限らずごく普通の家庭が抱えるいびつな面を露にしたホラーな話があるのだ。 ただ、俺はこの手のホラーは苦手な方だ。 というのも異形の化け物等が犯す悪行よりも、姿外見は普通でもいびつな心を持った人間が犯す悪行の方が相当タチが悪いからだ。 本編で起きていることは現実の世界でも起きていることであり、俺は本編を読んで『たかが漫画の世界のこと』とは思えなかった。 いや、そんな風に思ってはならない。 新聞やニュースでは家庭内の事件がよく載っている。 本編の物語はフィクションなどで片付けることは出来ないのである。
2017年12月26日
日本社会の家庭の闇が恐怖描写によって表現され、現代にも通じる家庭とは、家族とはというテーマを考えさせられる興味深い作品。 この手の話は社会派的な要素が強くなるはずだが、溢れでる恐怖描写やキャラクターたちの悲哀が作品をちゃんと叙情的なホラーにしてくれている。 かなり好きな一冊です。
2017年8月19日
怖い話というよりも嫌な話
2017年7月26日
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