『緋色い剣』のレビュー
ケルト風神話を題材にしたのは良いが、大風呂敷を広げ過ぎて纏まりがつかなくなってしまった。ヴァイキング、神々達、人間族、魔物族、など等。ヨーロッパにはヴァイキングとケルトの神話が絡み合っている。ゲルマンやシュメール神話も含まれている。
終わりの方の3編を見てみたが抽象的で具体的な表現が無いので【ハテ?どうなっているんだ?】という感じがした。ラストだからこそ明確にしなければならないはずだが、そのことは無いことにされてしまった。
結局のところ、終わりの部分は神々同士の戦いということになっただけで、神という存在、神々の世界ははどうなったのか、人間界はどのように変化したのかが明らかにされてはいない。ユミルとかいう宇宙空間に四散した神は、全宇宙の擁護者として【見届ける】者に変化したのか?
この最後の終わり方は【百億の昼と千億の夜】の作品に似ている。
戦いに明け暮れた阿修羅は、遂に大宇宙の何者かに出会うが、その時、自分自身が【転輪王】であることに気が付くのだ。
2021年4月24日
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36
子供の頃10年近くかけて全巻集めました!最終巻の裏表紙にふふっとなるイラストがあったのですがこれでも見られるのかな。改めて拝読します。ヒロイックものや北欧神話、歴史物が好きな方にはおすすめです。
2020年3月24日
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0
登場人物が多すぎて覚えられませんでした。。。
北欧神話が好きな方は楽しめるかもしれません。
2018年9月1日
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3
面白いのだが・・・
北欧神話に疎いので登場人物の多さとそれぞれの世界との関わりに???となり何度も読まないと理解できない。
話が駆け足で過ぎていく。
絶大な力を持つくせに呆気なく死んだり、裏切ったり信じたり。
神話の世界観は愚鈍な人間にはついていけない。
2018年2月14日
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3
ゲルマン神話の一種である北欧神話を舞台とした作品で、オーディン、トール、ロキ、フレイヤなどの神々とノルウェーやアイスランドの政権が垣間見れる。
歴史や神話に興味のある方には、ワクワクするストーリーかと思います。
2017年10月23日
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11
北欧神話、ヴァイキング等を題材に
数多くお話描かれているあずみ椋先生の作品です。
壮大なスケールな物語です。
北欧に興味がある方には特にオススメです。
2017年7月27日
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11
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