赤*****さんのレビュー
これはきっと恋だった
う〜ん…せつないです。
この作者さん、初めて知ったんですが、絵も綺麗だし、話のもっていきかたも上手いと思いました。泣き顔を見ない為に序盤らへんで、階段落ちちゃうシーンは、ちょっとオーバーに感じてギャグっぽく感じましたが…。
この方の他の作品も読んでみたいのですが、、ないみたい…？
なんかハピエンじゃないからこそ、この作品はよいのでしょうが…やはり悲しい。告白後（失恋後）も『どこ寄って帰る?』とかって、普通に会話してるのがまた切ないんです。
２人のこの親友同士の関係は、続いていくのかな…？
数年経ってから、秀哉の気持ちが変わって、どうにかならないものか、と野暮なことやっぱり思っちゃいまして…。
私も、この方の描くハピエンの話が読みたいですね。
2019年8月28日
1093
SLOW STARTER
語彙力皆無なので、的確なレビューができない者なのですが…読み終わった後なんとも言えない気分になりましたので、へたくそでも書きたくなってしまいました。敬体と常体混じってます、ごめんなさい。
表題作の『SLOW STARTER』は、私は印象が薄かった。一番BLっぽくはあり。
２作目の『明日の約束』は切ないがいい話。父子愛という感じ。白い子供は十二歳になったら村の守り神にする為に命を絶たれる、その村からムルムルを救い出し…元々白い子供は短命で、十六歳までムルムルは生きた。一緒に過ごした期間は４年程だが、２人にとって意味のある幸せな期間だったろうと思う…。
BLとしてみるなら、カプは３作目の『私立棘抜学園』の四郎と三平が好きでした。はじめにチョイ絡みがあるだけで、早々に四郎が死んでしまうので、三平との関係性が読者には薄いまま進行し、危機を霊体になった四郎に助けられるが、そこだけですぐに昇天してお別れ。もうチョイ、クールな四郎と元気っ子？な三平の絡みがみたかった。短編だからしょうがないですが。
読後、なんとも言えない気分になり、強烈だったのは『めまい』。表紙絵はこの２人ですよね…!?表題作の２人ではなく。なぜなのか。
鬱展開で、最後まで救いがなく悲しいです。なぜ哲雄は本当は両親を殺していない（これは物語の最期、哲雄が死んでから発覚することなのですが）のにも関わらず、幸太郎に「一緒に逃げてくれよ」と言ったのか。哲雄が自殺したのは、幸太郎が自分の為に殺人を犯させてしまったからなのか。自分は両親を殺していないことを幸太郎に話せば、思い詰めず幸太郎は金を奪うため殺人を犯さなかったかもしれないのに、自分も自殺しなくてよかったかもしれないのに。
哲雄は、幸太郎に「てっちゃんはいいな大きいし足も速いし頭もいいし」と憧れられていたが…
『もう大きくないし足も速くない 頭もわるい』この冒頭の哲雄のモノローグ、切ない。
なぜ哲雄の両親は殺されたのか、たまたま目をつけられた無差別殺人なのか。
『オレ、幸太郎好きなんだ』『だから幸太郎に言ったんだ』
哲雄はどういう意味合いで言っていたのか…
犯人が哲雄じゃなかったと、発覚してから聴くこの台詞はまた違った意味に聴こえて一層切ない…
最後はめまいで幸太郎倒れた…？
鬱展開でただただ悲しいし、後味悪いが…めまいが一番良かった。
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2019年7月21日
5
美しい男
他の方も仰ってますが、最初は世界観に慣れるまでに大変でしたが（私はSFモノに大量にでてくる航空用語が難しくて苦手なので）、読んでいるうちに話に入り込んでいきました。全体的には作戦遂行していくストイックな話かと思います。
ラストですが…
M２はコールドスリープでこのまま歳をとらずに、また新たな世代たちと出逢うのを延々と繰り返していくのかと思うと、私はなんだか複雑な気分になりました。M２を大切に思う人たちの意志が子孫に受け継がれていっているのはあったかい気持ちになりますが、やはり同時に寂しい気持ちになります。私が、マロイ、クラウド、ステラスタの３人が好きだからでしょう。優秀なパイロット技術を保存？する為、コールドスリープは必要なことなのでしょうか…。
義父やマリッツの息子とのHシーンはあるのですが、私はマロイとのHシーンが見たかったです。あと、ステラスタとクラウドも怪しい雰囲気がありますが、本当のところどうなのかわかりません。翌朝裸だったあの場面は事後なのか!?(?_?)
ラスト、ダンスマニアに女の子が所属していて、なんだか新鮮で嬉しくなりました。彼女がクラウドの娘だという点も。
私は２巻、３巻あたりが好きでした、洗脳されたM２を必死になって追いかけるマロイの話が。義父と、マリッツ息子には受けですが、マロイとの場合はどうなんだろ…なんかBLCDのサイトではM２が攻め、マロイが受けと書かれてました。私はマロイ受けが見てみたかった。
受け攻め言うのは無粋かな…この作品は。ちょっと読むのに時間かかっちゃいますけど結構長いので。読んでみる価値はあると思います。
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2019年6月27日
10
臆病な黒
苦しそうな報われない系の切ない話が好きなので、表紙に惹かれ読みました!
たしかにこれは好き嫌い分かれる話だと思いました。皆さんも仰っているように、ラストがどんでんがえし!…アンタ確信犯か
私にはホラーに思えました。両思い（なのか!?）でよかったけれど、主人公がかなり苦しんでるので、なんか素直には喜べない。『おい斉藤ッ!アンタあんまり富谷をいじめてくれるな…(;_;)』ってなりました私は。あんなに黒い糸溜まっちゃうまで、放置って…わざと黒い糸溜まらせていたのか!?
でも、あの大量の黒い糸分の思い受けとめられるんだから、お似合いの２人なのかな、と…。
なんにせよ、記憶に残る作品だと思いました。
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2019年6月26日
21
KING&QUEEN
エロとかなしの匂わす程度の清涼感あるBLです。
３年のQUEENに、１年のKING（候補?）である主人公が手のひらで転がされてる感がよかったです。QUEENにKINGが育てられてく感じです。
３巻で登場する篠崎先生、元KINGだったとは…!彼のQUEENも気になりました。
私は、登場人物の中では黒須君がなんか好きでした。
登場人物みんな美形ばっかです（笑）(ﾟдﾟ)絵が私は好きでした。
主人公はまだ幼さの残る可愛らしい感じだけど、これから徐々に男前になっていくと思います。３年になる頃には身体も成長して、兄似のカッコいい男になるんじゃ…!?
兄が追いかけていったQUEENも気になるところ。
他サイトで、4巻で『完結』って書かれてたのですが、違いますよね!?(;ﾟдﾟ)ｪ…
ストーリー的にまだまだ続く感じだし、これで終わったら完全不完全燃焼です。
続きが出て欲しいです。
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2019年6月26日
3
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