まぼろし探偵〔完全版〕 8話

まぼろし探偵〔完全版〕 8話 ビューワーに戻る

この作品を読んだあなたへのおすすめ

著者: 桑田次郎
カテゴリ: 少年漫画
出版社: マンガショップ
われらのヒーロー、まぼろし探偵の燃える冒険譚!!
新たな敵 白仮面一味から黄金像を守れるか!?
加保根&くらやみ博士との最終決戦!
黄金の像を狙う謎の白仮面の挑戦!
あの昭和の世界に
まぼろし探偵の息遣いを感じ取れ!!

あらすじ
加保根の事件も解決して、黒星記者はほろ酔い加減でいい気分。
そんな時、黒星記者は、怪しい男達に追われていた青年から黄
金の像を受け取る。曰く、この像をまぼろし探偵に渡して欲し
いと――。進と黒星記者は、黄金像を狙って暗躍する白仮面一
味の陰謀に巻き込まれていく……!
―第11話「白仮面と黄金の像」より―

解説
1957年より「少年画報」で連載が開始された『まぼろし探偵』
(当初は『少年探偵王』というタイトル)は、桑田次郎の代表作
の一つとして知られている。赤い帽子に黒いマスク、黄色いマ
フラーといういでたちで怪事件に立ち向かう“まぼろし探偵”
に憧れて、当時の少年たちは厚紙で黒いマスクを自作して遊ん
でいる姿も見られたほどの大ヒット作品だった。また、1959年
から一年間にわたってテレビドラマ化とラジオ放送がされてい
る。こちらではデビュー間もない吉永小百合がレギュラー出演
していたことでも有名だ。桑田次郎は本作の大ヒットを受けて
一躍スターダムにのし上がり、川内康範原作の『月光仮面』を
はじめ、『Xマン』『ベビーテック』『まぼろし城』など同時
期に複数の連載を抱える売れっ子作家になった。すなわち天才
若手漫画家 桑田次郎の未来を切り開いた出世作といっていいだ
ろう。今回は「少年画報」に連載された『まぼろし探偵』の全
エピソードを収録し、[完全版]とした。漫画史に残る少年探偵
アクションを多くの“まぼろし探偵”ファンのために復刻でき
たことを喜びとしたい。

目次と初出
第10話
<加保根の脳 後編>………P3
「少年画報」1960年11月号~61年3月号
第11話
<白仮面と黄金の像 前編>………P238
「少年画報」1961年4月号~6月号
X

SNSでみんなに教える

ポストする シェアする
Loading...