6巻まで読了。
「芸術家」しか住めないパリのアパートが舞台で、メイン主人公は気弱な料理人のジルベール。冒頭ではジルベール君のお仕事奮闘成り上がりストーリーかと思ってましたが、いきなり他の住人の話になって面くらったあと結局納得。
みんなそれぞれちょっと変わってたり弱点あったりするんだけど、その関わりがイイ。「弱点」が本業では「才能」になるというのもまたイイし、「自分にあった仕事」というのは本来そういうもんなんだろう。
「芸術家の集まるパリ」 と聞くと え? それっていつの話 ? と思うかもですが、スマホやSNSのある「今」の話。(コロナ前ではあるだろうけど)
で「芸術家」が集まってるのは大家さんが「芸術家」と認めたひとにしか貸さないからで、いろんな職種のひとがいます。 でちゃんと(?) ネコもいる。このてきとーに描いたように見えるネコがほんっとうにネコらしく、そこんとこにも癒されます。