絵は一見の価値があります。それだけでも読んで損はありません。でもこの作家さんの傾向として:
①ド悲恋・タヒネタ多し(本作はどちらも該当せず)
②一夫一夫制少な目(★マイナス1の理由。実際に結婚するわけではなく、あくまで比喩です)
③②に関連するのですが相関図がめちゃくちゃややこしい(本作だとA×Bでハピエンかと思えば後続話で過去にさかのぼってA×C(行為描写なし)、A×D(ワンナイト)、E×A(=やっと表紙の二人)といった具合。絵柄が明らかに違うので、時系列を意図的に逆にしているのかも?)
④他のレビュワーさんが書かれてるリバは俗にいう夢オチなので未遂っちゃあ未遂です。人によって許容範囲が分かれるところかも。
以上、1CPに感情移入することが困難な作風ゆえ、読む人をかなり選ぶ作家さんではあるようですが、それでもいろんな意味で非常にオススメなので、興味がわいた方はぜひご一読ください。課金分はこの作家さんには大変珍しく、現代モノで、主人公が黒髪短髪のすんーーーーーごいイケメンなんですよ!課金分の最後に「歌舞伎・少女漫画鑑」というイラスト集があって、そこでももうめっっっちゃくちゃ男前の実在する歌舞伎役者さんのスケッチがあります。見なきゃソンです!