さとう蜂子さん初読み。すっっっごい良かった・・・!ヒットした著作「抱いて欲しけりゃ啼いてみろ」や「淫乱上司のプライベートポルノ」を試し読みしてもビジュアルや設定・展開が全然好みではなくて、「絵自体はすごくキレイで好きなのに惜しいな~」と思ってたのですが、本作はついにハマったー!とにかく攻めがめちゃくちゃ色気あってカッコいい。特に寝顔ー!「なぜノンケの攻めが受けを好きになったのか不明」というマイナスレビューもありましたが、ちゃんとお互いを知るにつれて段々と惹かれあってるし、私はきちんと描かれていると感じました。それに「好きになるって、理屈じゃないのよねぇ」ってこともあるし。ただ1点だけ難を挙げるとしたら、今年発売の作品なのに髪型やファッションが90年代(平成初期のトレンディドラマっぽい)です。あとがきで詳しく触れられていますが、舞台設定はスマホも出てくるし令和だけど、全体の雰囲気は作者の思い入れのある90年代をイメージされたそう。私個人の本音としては令和の髪型・ファッションで楽しみたかったのですが、これが作者の表現したかったことだったのならおっけーです。とにかくものすごいオススメ。