基本的に男性向けコミックですが、少し前のある意味では恋愛バイブル的位置付けかもしれません。世の中に、それら指南書(指南本)は数あれど、役にたたないが常かと思われます。主人公は格好いい訳ではない!普通の人間なのだが、悩み?もがく?姿は一般人には共感するところが多いでしょう。恋愛に限った事ではありませんが、映画やドラマと違い現実世界は甘いものではなく、ご都合主義に物事が運ぶはなどは奇跡かと思います。ただ、押すときは押す!引くべきときは、引く!そして、離してはダメなとき等を、素早く見極める!これを教えてくれる、そんなコミックかと思います。因みに、本作は・・・・新井英樹先生の「宮本から君へ」に良く似た作品でもありますが、作者によるとオマージュではない、そうです。