朔ヒロさんの作画は「羅城~」(2020年末~)からが大好きで、それより前の作品は(私も美術部員だったので)どうしてもパースの狂いやバランスの崩れが気になるため、アンドロイドもの含むファンタジーものは全部読んではいるし話は好きなんですが、「羅城~」以降の作品ほど"大"好きにはなりませんでした。でも本作(もともと2017年発行のものを2021年に電子発売したもの)は加筆修正されてるので例外になったな。すごく良かった。たったの37ページなのに、強烈に印象に残る作品です。(ほぼ同じボリュームと値段で同じぐらい衝撃を受けた、ma2さんの「「好き」と言って。」を思い出しました。)ファンタジーではありません。実際作中のような現象はあります。最近のかすみ楼シリーズやルビーレッドで朔ヒロさんを知った方に、その次に手を出す作品としてオススメしたいです。たったの132円ですし、買って損はありませんよ。ma2さんの方もぜひ!