キツイ… 元犯罪者たちと主人公の保護司以外に出てくる人たちがクソなひどい人ばかりで読むのにエネルギーがいりました(きっとそれが社会の縮図的なものなんでしょう)。悪意のある人ばかりじゃないと思いたくても、そういう人ばかりが周りに多くいる環境の人も現実にいる… そんな中、保護司の佳代が、すごく地に足着いた地道な活動をしているのが、すごい。彼女の周りも、ろくなやつがいないのに、自分軸で生きている。すごい希望です。それにしても、こんな大切な仕事が、ボランティアとか、この社会はお金の使い方間違ってますね。