今回の短編集は、“生”をテーマにしている作品が多い感じでした。
この作品集を読んでいて、生きる事について改めて考えさせられました。
動物愛護の精神は持つべきだと思いますが、近年では、鯨やイルカ、犬や猫など可愛いと言われる動物を食す国の文化は批判するのに、魚介類や牛や豚や鳥、鹿や猪や熊、ワニや蛇や蛙、猿やカンガルーなどを食す事には騒がない。
そんな偏った思想の団体が増えている。
植物愛護団体とか出てきたら、騒いでいる人たちはどう考えるのか知りたい。
命を食べる事でしか生きられないのだから、日々感謝して残さず、乱獲せず、維持する事を守っていくしかないのではないかと考えさせられます。