歌舞伎を始めたとされている、出雲阿国(いずものおくに)を、現代風にアレンジした作品ですが、舞姫と呼ばれる主人公の一人の女性が、可愛いし、食べ物に対しては食い意地が張っていたりと、面白いです。途中から話しの内容が、がらりと変わりますが、違和感なく、最後まで面白く、また悲しい場面などもありますが、楽しく読むことが出来るので、読んで欲しい作品です。
途中からは戦国武将である、歴史的人物も、視点を変えて描かれているので、それなりに楽しめると思います。歴史が好きな方、興味のある方には、読んで欲しいです。ラストがとても感動的です。