不思議な感じのお話のミステリーです。
ちょっと陵辱っぽいシーンもあって、エロはあるけどラブはないです。でも電話しながら〜のあれは一応ラブだったのか?
☆ネタバレ☆
女性が息子と言っていたのは女装した男の子の体ですが、桜の精みたいな存在でした。
女性の義理の弟と、女性の夫が昔、愛し合っていて、夫が後からいくと約束して弟は自殺するのですが、女性が夫を止めて、2人で弟の死体を桜の木の下に埋めた、という過去があり、それを見ていた桜の木が弟に同情して、2人を苛むために現れたそうです。
その狙い通り、やつれて精神的にもおかしくなった様子で、夫は桜の精の男の子に性的虐待をしています。
女性はなぜ息子と言ったのか、弟の分まで生きようという結果で桜の精は満足なのか、夫はなぜ桜の精の男の子を女の子なんだからとあれを切り落とそうとしたのか(弟は男だったのに)、探偵ものとして前作があるのか、とかいろいろ疑問が残りました。