端的に申し上げて、ギャグです。しかし一発芸的な、テンション高くかましまくるソレ、ではありません。作品を引っ張っていくクレジジーな異形のキャラ、なんてのも出てきません。登場するのは、毎回違ったキャラクター。あくまで「人間」であります。それもやたらと人間臭い。臭すぎる。そんな彼らが、毎回8ページの「ここではないどこかの世界」からゆるやかに、そこはかとない「可笑しさ」を我々に届けます。新人なのに、匠の域。日常なのに、ファンタジー。笑えるのに、沁みる。お出汁が効いてる未体験ギャグ世界へようこそ!「水遊記」で新コミ審査員を「泣き笑い」の渦に叩き込んだ新鋭が放つ、世にも奇妙な「じんぶつ園」!ぜひ、ご笑納?ください。