これまでそれなりに擬人化キャラは見てきたものの、一歩間違えるとただのグロにしかならない「人間の臓物」の擬人化とは流石に驚かざるを得なかった。印象としては、キャラクター自体はそれなりに成功していたと思う。けれど内臓というキワ物を扱うためには、やはり工夫が足りなかった気がする。 例えば「臓物の主」=「彼女たちの主」である主人公をダメ人間として描いたため、擬人化女の子たちに『ダメ人間の臓物なんて…』的マイナスイメージが付きまとってしまった。タイトルも[mo2]ではシンプル過ぎ、[俺はリア充]云々は検索時に省略されてしまい易く、関連動画へ辿り着くまで少々手間が必要だった。たぶんあと少しの工夫があればもっとメジャーになれたろう…そう思えた部分が結構多く、それが勿体なく感じられた。