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『方舟』のレビュー

真綿で首をじわじわ絞められるような嫌な感じでした。ゆっくりと確実に恐怖と絶望に引き摺り込まれる。リアルっぽい画だとこんなに怖くならなかったんだろうな。本当に怖かった。
2023年3月30日
ギャグ漫画しか描かない人だと思っていたが、ど真ん中のシリアス作品。読み進むうちに、底知れぬ恐怖を感じる。モンスターでも犯罪でもない、現代の社会・日常を描いただけなのだけれども、降り止まぬ雨というフィルターをかぶせることによって、日々の暮らしの異常さが際立ってしまったという感じなのだ。とにかく、恐ろしい。
2023年3月23日
淡々と、淡々と
2022年9月23日
人類が、鍋の中の蛙のように、少しずつ終末へと向かう恐怖。 滅びとは、まさにこのようなものであったか。 雨上がりの満天の星空に、涙が止まらなくなった。
2021年12月11日
久しぶりにしりあがり寿作品を思い出して読みましたが、深いです。人類の未来を左右するのは神でも超自然でもなく、人の意識や行動なんですね。あとがきもポイントなのでぜひ読んで下さい!
2021年7月19日
なんだかびっくりの一言
2021年6月10日
読み進むにつれジワジワと怖さが増します。 以前に星新一氏の小説で、人類は繁殖能力を失うとか同性愛ばかりになって滅亡すると言うテーマの物がありました。 世界の終末はハルマゲドンや隕石の衝突などと言う派手なものでは無く、 一般人が気が付かないうち、慣れてしまって疑問に思わないうちに、ソッと忍び寄っているのかも知れません。 地球温暖化、大地震、津波、自然の驚異に人間は本当にチッポケで儚い物だと感じます。
2021年6月2日
絵が独特すぎて最初はあまり受け付けませんでしたが、3話目を過ぎた辺りから 先がどうなるのか物凄く気になりだした。 緩かに迫る死の恐怖と見えない未来への焦りから 狂って行く人々がそれぞれにとる行動は、読んでいてヒヤヒヤしました。 旧約聖書のノアの方舟は昔から好きでしたが、現代に置き換えて描かれると物凄く怖かったです。自分の住んでいる街で想像してしまった… ただ、絵は最後まで慣れませんでした( ̄▽ ̄;)
2021年5月3日
面白いです。
2021年3月13日
コロナ禍の現在に通じるものを感じざるを得ない。毎日降り続ける雨に対する大衆の慣れと呑気さ。毎日増え続ける感染者と・・・。絵柄と物語のギャップが一層恐怖、狂気を感じさせてくれる。必読!
2020年12月30日
大好きな作品です。 1999年の7の月が舞台の作品ですが、終末に向かっていく日常が淡々と、優しく描かれています。 方舟というタイトルには、家族という意味も含ませているのかな。
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2020年12月22日
「死」をテーマにした漫画を描かせたらこの方の右に出る者はいない。うつ病患者に読ませたい究極のマンガ。
2020年12月14日
絵で読むか迷いましたが読んで良かったです。水に沈む人々、なぜか美しさを感じました。
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2020年3月20日
ほんとにこわい
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2019年10月17日
面白い。淡々と、恐怖と不安の両方を描いている。人は未来を予知できると絶望するしかないが、それより先に気力がなくなって防衛本能で精神がやられるのだろう。最後のカップルのように
2019年10月9日
救いがない… 怖い… いつか起きてしまいそうな話 地球を大切にしたい…
2019年10月6日
すごく怖かった。でもなんだか人類の終焉って、いつかはこんな感じで来るのかもと思った。面白かったです
2019年10月2日
細かいツッコミどころは多々ある あとがきで想像力を問う作者の想像力が大した事ない… しかし漫画としてはそこそこ面白かった されど何度も読みたいとは思わないレベル
2019年10月1日
読み終わってどう表現したらいいかわからない気持ちです。すごいですね。読んで良かった
2019年9月28日
さすがのひとこと。 発想、テーマや物語る力は他の誰にもできない…天賦のレベル。 画力の評価が分かれそうなところが本当に惜しい。 原作者になって欲しい。
2019年9月28日
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