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『やどかり~弁護士・志摩律子の事件簿~』のレビュー

古い絵だけど面白い話ばかりだった
2023年9月17日
秀作です。一読の価値はあります。事件が現実に起こり得るものだけに完成度の高い作品です。他のレビューアーさんたちによると「弁護士ではなく探偵」、「2000年代の作品」との記述がありますが仮に探偵物としても「弁護士探偵」は王道であり、作画(作中登場自動車の殆どがフェンダーミラー、物語の背景等)からして1970年前後かそれ以前の作品かと。タイトルである「やどかり」の意味を深く噛み締めました。「尻切れとんぼ」否定説には賛成です。この作者さんの実力は本物です。
2023年7月30日
いくつかの例外をのぞいて1話完結のサスペンス。あんまり法廷は出てこなくて、起訴になる前の話が多いです。きれいにまとまっていてやや物足りなくも感じますがよくできてると思います。主人公も助手も女性ではつらつと描かれてますが、一方で主人公は女弁(めべん)と揶揄されるシーンが多く、下の会のカメラマンの女性の扱いもひどいです(とはいえ表立って言わなくなっただけで令和の今もこんなのかな、とは思います)。絵(わたしは好きです)も含め時代を感じる作品ですが、おもしろかったです!
2022年4月7日
弁護士ではなくて探偵。一話完結なので、あっけない。
ネタバレを含みます
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2022年3月27日
連載当時断片的に読んでいた作品ですが、あらためて最初から最後まで通して読んでみました。 たしか、2000年代の作品と記憶していますが、社会常識がずいぶん今と違ったんですね。  篠原先生の描くヒロインは美しいですね。
2022年2月27日
書かれた時代を考えて読むと面白い。『尻切れとんぼ』と言った方いたけど、そうではなく、後は読者が想像できるでしょ、みたいな意味では?それに、弁護士が依頼者のその後まで入り込まないのが普通だと思う。
2022年2月10日
絵柄が古いのはさておき、ページの都合だったのか尻切れトンボな終わり方が多いです。あれ?これで終わり?続きは? もっと長編でしっかり読んでみたいですが、この短さだとトリックや裏も特に無く毎話なんだかなぁ…な終わり方です。
2022年2月6日
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