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『海にしずんだ伝説』のレビュー

幼少期は曽祢さんの比較的明るい作品ばかり読んでました。この作品は知らなかったし、千一夜ほどの明るさはなさそうだな・・・と避けてきたのですが、皆さんのレビューが良かったので読んでみました。キャラの愛らしさ、絵の美しさ、設定やストーリー構成、どれを挙げてみても抜群の安定感ですね、さすがです。二つ目の「赤いわな」はどなたかもおっしゃってたとおり、別の作品集で既読でした。特に最後の話がモーレツに好きです。パッとしないさえない女の子が、しかも男性キャラからの印象も全く良くなくて、でもお互い気になってどんどん惹かれ、その愛が女性の内面を変えていく。さらにそれが外面にも徐々に影響していき、だんだんと明るく感じの良い美しい女性に。自分自身そういう女の子の気持ちは実体験ですっごくわかるので、涙が出ました。でも血友病ってそんなに子供を産んではいけない系の病気なんですかね?女の子が生まれれば問題ないわけだし、それにたとえ男の子が生まれても、なんらかの対策を講じて気を付けて生きていけばよいのでは・・・。ググったら、難病指定されてるようですね。現代では治療法がある程度確率されてるものの、やはり100パー完治というわけにはいかないようです。この作品の時代ならば仕方ない考え方だったのでしょう。それでも、なにより子供がたとえ産まれなくても or 産まないという選択を2人がしても、"2人が"一緒になって"2人が"幸せになる可能性を奪う権利は母親にもないはずです。この辺(子供を産むイコール幸せという考え方)がやっぱり昭和の漫画だなぁって思います。でもこればっかりは仕方ないですね。そしてやはり全作にわたって黒髪男性キャラのイケメンっぷり!w 期待を裏切らない曽祢センセー大好き!w
ネタバレを含みます
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2022年6月9日
懐かしい。この本持ってた。大好きなお話です。
2022年3月25日
表題作は曽祢先生の中でも特に規模の大きい話。伝説の中へ入り込んだ少女が見た真実を描いているのだけど…、あきらかに中学から高校生向きの題材を惜し気もなく小学生向きへ翻案していて、そこに驚きと疑問の両方を感じた。けれど、幼い日の主人公が見たからこそ、もう戻らない幻想の都が鮮やかに甦っていたのかもしれない。
2021年9月7日
安定の曽祢クオリティ。2本目は何か別の作品集にも入ってたと思います。魅力的な絵で少しミステリー感のあるお話3作です。
2021年1月8日
3作品あります。 短編の話はあっさりしたものが多いですが、この作品はどれも深く映画を観ているようでした。とてもよかったです
2021年1月4日
表紙の絵とタイトルに惹かれて買った初めての漫画の単行本でした。 ずっとこの伝説は、曽祢まさこ先生の創作だと思っていたのですが、大学時代に読んだ本に「海に沈んだ伝説のイス」という一文を見つけ、本当にあるかなり有名な伝説だと知りました。 この伝説を少し脚色して、少女マンガ風に仕上げた曽祢先生の才能は、本当に素晴らしいです!
2020年8月16日
懐かしい! 子供の頃、大好きだった作品で単行本を持ってます。 でもしまい込んでしまったのでここで読めて嬉しい。 後に元ネタの伝説を知りましたが、それを生かして上手く作られた話しである事に感心しました。
2020年7月9日
登場人物が、味があって話もわかりやすいです。
2020年7月4日
絵も話も典型的なのに 読みすすめるうちにはまってしまいました。
2020年6月29日
好きです! 実家に単行本置いてあります。 何度も読み返しました! 切ないなあ、リオネス。
2020年6月28日
今読んでも面白い。
2020年5月29日
曽祢まさこ先生の作品大好きで子供の頃、良く読みました。 大人になった今読んでも、素敵な作品ばかりです。そのなかでもこの作品は特にオススメです!
2020年4月17日
ミステリーやホラーも絡めつつ、人と人の繋がりも丁寧に激しく表現する曽祢さんは流石ですね。作画の美しさも相まって、心を打ちました。今、こんな漫画家がいるでしょうか。
2020年2月10日
ロマンチック
2020年2月8日
唯々、懐かしい! 小さい頃に何度も読んだ記憶があります。こんなに時間がたって巡り合ってみても、素敵なストーリー!
2019年12月31日
曽根先生の作品は初期の頃のが好きです。 この物語も曽根作品の中でトップの名作だと思います。 切ないストーリーに胸キュン!
2019年8月24日
曽根まさこ先生はさすが一流のストーリーテラーですね。 切ない余韻の残るこの感覚がハマります。 それもしっかりと描かれる人物や背景(小物も)あってこそだと思います。 どの漫画もキャラクターが息づいています。
2019年8月16日
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