『指のビーナス』のレビュー
地味な絵柄、重層的な設定、長いセリフ…。つまり、渋味の強い作品。しかも物語がかなりフェティッシュとなれば、それは読書中の印象が本当に気色悪く感じられても仕方ないだろう。なのに、嫌悪は驚くほど感じない。読み手側の得る気色悪さが本物である分だけ、登場人物たちの示す異様なこだわりもまた本物なのだと、メッセージ文を読むかのように伝わって来る。だから「元々がこういう世界」と納得させられるだけの力が全編に宿っているし、こんな異様な作品をきちんと成立させた事への敬意も覚えてしまう。
2024年7月17日
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1
リアルと現実世界の境い目が分からず、ちょっと精神的な病なのかなと思ってしまう
2020年7月6日
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2
好み分かれるマンガで自分は最後まで読めなかった
2020年7月6日
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1
フェチというかなんというか…。褒めたり批評する言葉が見つからないけど、なんとなくわかる部分があります。
そして、細長く自然の力で削られ磨かれた石は本当に美しいですよね。
2019年6月2日
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7
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