『イキガミとドナー 二人のイキガミ』のレビュー
ふわぁああああ！神作です。書きたいこと多すぎて困る。相変わらずヒコさんに泣かせられてしまった・・・。まずは前作の「イキガミとドナー」（某サイトの賞2021年BESTディープ部門7位。ちなみに6位は相葉キョウコさんの「ディレイル」）を読まれて、イキガミ/ドナーとはなんなのか、主人公の柴田さんがどんなことに貢献してきたのかを理解したうえで本作を読まれることをおすすめします（つまり本作は実質「イキガミとドナー」の3巻と4巻です）。その前作でも春人くんがどうなる運命なのかは描かれてたので、本作の上巻は読むのが非常に辛かった。前作の主人公である吉野くんが、ドナーとして思っていることを柴田さんに告げる場面が一番泣けました。前作の攻めである鬼道のキャラがほんっとーーーにイイ！しかもスパダリ！大好き！そして彼を含むいろんなキャラのコミカルさが、シリアス路線で重くなりがちな本作のいいスパイスになっててバランス取れてる。それに春人くんが良い子すぎて・・・柴田さんが恋心に戸惑う姿が可愛すぎて・・・いろんな意味でやっぱりすごい作家さんです。えｒもちゃんとあった！最後攻めの滝くんがかわいそう、という意見が他サイトでは多かったけど、私はあの展開好きです。少しだけ殺傷描写があるので苦手な人はそこだけ注意です。個人的に本作は他人事には感じられず、某R国とU国の現状に思いを馳せます。一人でも多くの人に読んでもらいたいです。BL枠にとどめておくのはもったいなさすぎる。ハリ◯ッドで映画化されてほしい・・・某DBの失敗は忘れてあげるから（なぜに上からｗ）。あっ、「500年の営み」もオススメなのでぜひ！
2023年3月28日
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