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『風の杜夜話 愛蔵完全版』のレビュー

杜を通して行き交う今と昔の不思議な縁。いろいろな花や骨董品も登場人物のように一つひとつ丁寧に描かれていて幻想的な世界です。「鬼国幻想」にも出てくる場所が舞台なので、そちらもあわせて読むと感慨深いです。多君の後日談もその巻末にあるのでぜひ。
2024年1月12日
最後の3話は別の短編です。高王の母親が可哀想なまま終わったので微妙…明治から戦前ならともかく60年代後半から70年代でこれはひどい。美鳥と高王が惹かれあった理由もよく分からず、結局血で決められていたような描写。2000年代の大学生がマサルくんと言う名前なのも変。八幡宮の舞殿は一巻出版時の2002年には無かったはずですが、電子版に合わせて修正したのかな?好きな作家さんだし、出だしが良かった分不完全燃焼な終わり方が残念です。
ネタバレを含みます
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2023年3月21日
本編である風の杜編は、違う作家であるが着物3部作を描いたものと何となく似ているような気がする。どちらも【思い入れ】を軸として関りや纏わりを時間を超えた体験として感じるような描き方をいしているように思う。一つのポエムとも感じた。蔵書として持っていても悪くないと考えられる。ただし、特殊体質と言う設定は陰陽師ではないが違和感がある。ごく普通に【杜に受け入れられた者】という設定で良かったのではなかったかと思う。 現代版であると【パパトールドミー】などもポエムの範疇に入ると思う。
2022年11月12日
市川先生の、陽の末裔がすごく良かったので、こちらも読んでみました。ファンタジー、摩訶不思議、現実的ではないけれど、こちらも面白いです。
2022年9月13日
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