スキマ

『恋とゲバルト』のレビュー

皆さん信じられないだろうけど、日本にも主要大学が革命だ反米だ安保反対だと沸き立ってたこんな時代があったんだよね。細野さんは「うにばーしてぃーBOYS」などでもセクト活動に軽く触れてたけど、ここでまとめて描くだけの動機があったんでしょう。 この時代は不毛といえば不毛、無数の若者のエネルギーがぶつかり合い、渦巻いて逃げ場のないような熱い閉塞感を、一度作者と共有してみませんか。
2022年8月18日
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