『白雪人形』のレビュー
良かった!西洋モノ3+現代日本モノ1=計4作の短編集です。以下所感/注意点:
①もともと曽祢さん作品の、ただただブラックな展開とかそういう終わり方とかがあんまり好きじゃなかったんですが、今回半額キャンペーンで大人買いして色々読んだらもう慣れたw ので、これも全部セーフ。
②一番好きなのは「呪われた息子たち」。ラストの一コマの衝撃で後ろにひっくり返ってしまったw も~このコマに全部持ってかれたwww おかげでこの本の感想内容なかなか思い出せなくて困るw この2人なら荒波も乗り越えられると思います!
③赤毛のアンをモチーフにした作品は、他サイトでアン愛読者さんたちから不評だったようですが、私はそこまで思い入れないので無問題。あとがき読んでてところどころ笑いましたwイギリスのくだりサイコーw 結果、曽祢さんがますます大好きに。
④「薔薇の柩」は傑作集収録話のカラー付きです。他にも曽祢さんの吸血鬼モノはいくつか読んだことありますが(「鬼が来る!」の2巻と、もう一個はネタバレになるので秘密)、内容は悲しいけれど本作の方が断然好きです。確かに犠牲者数を食い止めるにはあれしかなかった。ていうか吸血鬼テーマだけでどんだけ引き出しあるの曽祢センセ・・・すっっご。
⑤表題作がかなり女性として胸糞展開含むので読んでて辛いです。なので★マイナス1
2022年11月15日
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