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『溺れるナイフ』のレビュー

15巻まで読んだ。途中の事件が起きた後、話の展開は加速。 ふたりの軌道線が巻ごとにずれていき、でも必死に自分の道を掴んで、求め合う描写が痛いくらい迫って刺される、泣ける。 単なるうわっつらの恋愛じゃなくて、自立までもがく自分の不完全さと焦燥感と、傷つけたくない大事な人を大事にできないエゴや弱さとの葛藤。 いやジョージ朝倉さんは思春期のストーリーで擦れた大人の心に光るナイフを突きつける天才ですね。 古典の名作とレビュー書いてくれた人ありがとう!確かにこのスケール感は古典として残るべき名作です。
2024年12月14日
少女漫画ジャンルを普段見ないのに、無料コーナーでタイトルに惹かれ…衝撃!!身体中から震える程の!!此は少女漫画じゃないわ‼!只主人公が思春期と言うだけで、古典の「嵐が丘」「ジェーンエア」「風と共に去りぬ」等と変わらぬ100年先にも名作と言われて残っているんじゃ?!とオバサンは思う!
2021年11月23日
こんな少女漫画はいままでなかった。 よくある、主人公が誰かに恋をして両思いになるまでのけなげな奮闘だとか、夢に向かって挫折をしつつもあきらめないで突き進むとか、そんなものに飽きた人におすすめ。 描写のうつくしさと、衝動のままに流されそして突き落とされる感覚、登場人物の言動の読めなさに目が離せない。
2016年12月16日
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