型破りな婦人警官と言う設定であるが、現実にはドラマの様な行動はしない。
【地に落ちたと言われる警察】の不祥事はニュースにもなっており、ネットを探せば幾らでも見つかる。恐らく、作者は婦人警官に理想を託し、このドラマを描いたのではなかろうか。この中で#8は【猫】を扱ったものであるが、残念なことに警察が【猫ごとき】に行動することはあり得ないものである。しかし、作者は、あえて、キャラに行動させたのである。youtubeを見ると猫の悲惨な状況がアップされている。日本にはボランティア団体はあるが、【アニマルジーメン】と言う【動物専門の警察】が存在しない。また、日本では動物を飼うとき犬の登録制度はあるが、猫などにはないのである。更に、人間には保険制度があるが、動物にはないため、民間保険を利用するしかない。ついでに言うならば、ボランティア団体が、タッグを組み保護施設やアニマルジーメンを作るという気構えもない。ここにボランティア団体の【うちはうち】と言う閉鎖的な部分や資金的な問題もあるのだろう。年間10万匹を超える動物が保健所で殺されている。
それは国民の税金からであって、その金で保護施設を作るという行政の考えはない。施設を作るには金が掛かるし保護するにしても大変であろう。
結局、殺した方が【安上り】という見方もある。
このドラマは色々、考えさせられるところがあるのではなかろうか。
#9以降は、婦人警官とは関係が無く、最後はゲイの話だった。