読んで良かったです。告白シーンとタイトル回収でとても感動しました。<良かった点>・主人公(受け)がめちゃくちゃ良い子。本当に読んでて心が洗われました。桃里くん、ありがとう。・猫とカエルが可愛い。<モヤった点>
・庭で起こる不思議な現象は脳障害による妄想や幻覚?と思ったら…ここはハッキリしてほしかったな…。・名前が個性的すぎて感情移入しにくく、なおかつ記憶に定着しにくい(なんかサラスパが食べたくなったし、名前見るたびに鳥羽に空目してしまい、○郎さんの顔が浮かんでしまう)。・受けが女性っぽくて、ちょいちょい言動がぶりっ子なところ。でも男女だったら成り立たないストーリーなのでおまけの☆4です。知らない単語がたくさん出てきて勉強になりましたし、白という漢字の成り立ちも知れました。相変わらずBLってためになるわぁ…(剣吞(けんのん)でゆうきまさみさんを思い出したのは私だけではないはずw)創作行為や生きていくことそのものに対する元気と勇気をもらえました。これからも必死にあがいていこうと思えるような、そんな作品。あなたも私も、皆この世に生を受けたのには必ず意味がある。大竹直子さんの「蒼究の十字架」を思い出しました(スキマで無料で読めます)。