この『プロレス悪役シリーズ』はスキマで読む前に他のサイトで何度も読んだけど、俺個人中々面白い作品だと思うね。タイトル通り、物語の主役のレスラー達はヒールレスラー。けど、主役のヒールレスラー達は単に悪を気取った輩でなく、実は悲しい過去があったりするんだよね。まぁG馬場と対戦したアントニオ・ロッカの話は嘘っぽいけどね。とはいえ、全身をスカルスーツで隠した訳ありのレスラーや黒人のレスラーことリスコンプ、または医者時代の事故で医者を辞めた覆面のヒールレスラーの話は読んでいると悲しかったね。原作者がかの梶原の実弟故に話が若干兄貴っぽさがあるけど、プロレス好き、特に昭和のプロレスが好きな人ならば面白く読める作品じゃないかな。ただ、一つ個人的に「ん?」と思ったのは、グレート・アントニオの容姿が似てない。グレート・アントニオって体格が◯◯なんだけどね。