まだ総合も始まっておらずグレイシーの名前も広がってない第二次格闘技黎明期の名作ですね。プロレスラーはタフで何でもありなら強い。シュートボクシングは立ち技最強。神秘の格闘技ムエタイ(神秘扱いが時代を感じる)爺さんのサンビストはカールゴッチがモデルかな。そして新興(苦笑)格闘技骨法。この作品、数ある骨法を題材とした漫画の中では骨法の描き方が一番格好良くてリアリティーがありました。
まさに理想の骨法て感じ。でも実際は骨法って堀部何とかさんの創作格闘技であるのは周知の事実。
この作者さんは人体描くの上手いし動きやダメージを表現するのも凄く上手いと思う。程良い過激さというか。
当時ガキだった時分を思い出して楽しませてもらいました。
色々と世の中の状況は変わったけど、格闘技に一番幻想があって面白かった時代の作品。