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『緋色のマドモアゼル』のレビュー

さすが曽祢さん、この作品もすごいですね・・・こんな完成度の高いものを70-80年代に何本も・・・。短編映画を一本鑑賞したような満足感が残りました。言いたい事はおおかた他のレビュワーさん方が書いてくださってるので、とりあえず誰も書いてらっしゃらなかったことを:何度もしつこく言い寄ってきた優等生ピエールが荒れて退学になった件と、何度か食事に行って「奥さんの前に出会ってれば〜」程度のリップサービスを真に受けて奥さんと離婚し、酒浸りになってしまった教授の件は、さすがにそこまで主人公悪くないやろw と思ってしまいました(すみませんイケオジ好きなので、どうしても細かい箇所が気になってしまうw)。「恋のゲーム」という表現なので、食事よりも親密なことを色々やってたのならばアウト、アデルが悪いですけどね。それにさすがに顔を鏡で〜はひどすぎるのでやはりどちらもアウトか。この後は婚約も解消して、陰ではひどいこと言われたりするだろうけど、ちゃんと改心してるようだし、もっといい女になって幸せになるんだろうなぁ。そういった救いも少しある(何より弾が入ってないので自殺はナイと見た)ので、同じ書籍に入っていた「私が死んだ夜」よりは読後感が比較的良かったです。それにこの主人公、私はなんだか嫌いになれないですね。
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2022年6月16日
曽根先生のお話にハズレはない。面白かったです。ミステリー要素もあって、恋愛もあって、ワクワクしながら読めました。
2021年9月30日
この作品は既に一通り読んだけど、こりゃあアデルが悪いよ。結果としてそうなってしまった、としても同情の余地は一切なく、ストレートに言ってしまえば“自業自得”だね。そりゃあ手前は悪気はないとしても作品を読む限りアデルの行動や言動は人を怒らせてしまうし、リネットが(アデルを)避けるのも無理がないと思うよ。アデルはリネットが自分のことを避けていることに対して「リネットは私のことを避けている…(泣き)」と嘆いているけど、仮に俺だってアデルみたいな奴が実際にいたら避けるよ。かかわってもロクなことがないもん。で、このアデル。タチが悪いのが、手前が轢いてしまった少女のお見舞いに一度も行かなかったということだね。たとえ“誤って”であっても、轢いてしまったのならばお見舞いに行って某プロレスラーみたいに「すまんかった」と一言謝罪していたら少しは違っただろうね。このアデルの悪行はこれだけでないんだよね。もうとにかく目立つの大好きな奴だから、それが人を傷付けて悪い印象を与えてしまう訳だよ。それはさておき、アデルの数々の悪行の代償だけど、この程度で済むのならば未だマシな方だと思うよ。まぁアデルの身になってみればマシな方でなく、最悪な結果かもしれないけど、読者視点で見ればマシな方だよ。まぁあくまで俺個人の意見だけど、この漫画の教訓は「アデルみたいなやったら周囲から嫌われるよ」ってことだね。
2021年7月7日
子供の頃は「哀しいけれどアデルの自業自得」と思っていたけれど、 今読むと「周囲の忠告なんて気にしない、君が疫病神でも愛してる!とか言ってるわりにコッソリ脅迫状なんか送ってアデルを試したり過去を調べまくったり。 さらには勝手にカバンの中身を漁るわ、一方的にブチ切れてアデルの言い分も聞かず去っていったジャン=ルイ、だいぶヤバい男なので別れて正解だったのでは…」と思ってしまいました(笑) 冗談はさておき、曽祢まさこ先生ならではの美しくドラマチックな少女漫画です。
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2020年11月27日
読みごたえがありました。彼女も後悔してはいた ので、懲らしめられてハッピーエンドかなと 思っていたら、なかなか厳しい終わり方でした。
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2020年8月2日
懐かしい作品だけど 全然古臭くない 今読んでもすごく新鮮です
2020年5月26日
昔何度も読んだお話です。 特にスープの石、このマンガに出ていた話だったことを読んでいて思い出しました。
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2020年2月15日
資産家の親の威を借るアデルは今こそ、今こそ、自身の過ちを悔い改めたのでしょう。失ったものは大き過ぎたけれど、一人の女性として成長したと思いました。
2020年2月12日
随分古い作品なのに、それを感じさせない面白さがあると思います。絵が可愛いらしいところも好きです。
2019年12月28日
すごいなぁ 曽根先生これを何歳の時に描いたのだろうか 正統派サスペンス映画を1本見たような気持ち
2019年12月16日
雑誌に掲載された時に、何度も読み返してました。当時曽根先生独特の話のオチが魅力的で今でもタイトルも内容もページのコマ割りも覚えてる所が多々あります。是非オススメの曽根作品の一つです。
2019年10月9日
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