『新 呪いの招待状（分冊版）』のレビュー
曽祢まさこさんの大ファンで、一番好きなキャラは本シリーズの主人公カイです。本作は例えるならば、「ブラックジャック的な呪術師」と「フランス人形の姿をしたピノコ」が次々に案件を解決していく、という感じ。客の前では一人称が「わたし」なのに、友人たちの前では「ぼく」になるのが非常に萌えます。そして嫌な相手には女性であろうが「おまえ」呼び、小さい男の子の客には「ぼうや」呼び、その他はだいたい「君」呼びなどなど、こういった細かいワードのチョイスがグッときます。しかし、いつもレビューで「カイかっこえぇしか書いとらんやん状態」なので、今回は中身についても少し。3話ではとても仲の良い女の子2人が出てくるのですが、「本当の友情ってなんだろう？」とすごく考えさせられます。終盤でカイの名言が何度も光るのも見どころです。さらに5話では、カイが珍しくジャケットを脱いでネクタイを緩めるシーンが拝めます！激れあ！色っぺ～・・・。あっ、結局またほぼカイかっこえぇしか書いとらんやん
2022年5月17日
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